今年8月、北九州市小倉北区のホテルでSNS投稿をめぐる架空の弁護士費用の支払いを求めることにより拒否することが困難な状態にした29歳女性に性的暴行を加えたとして43歳の男が再逮捕されました。
男は、女性から架空の弁護士費用をだまし取った詐欺の疑いですでに逮捕されていて、不同意性交等のうたがいについては「同意の上だった」と否認しています。
不同意性交等の疑いで再逮捕されたのは、下関市豊浦町の無職・粟田孝明容疑者(43)です。
粟田容疑者は今年8月、小倉北区浅野のホテルの一室でSNS投稿をめぐる架空の弁護士費用の支払いを求めて拒否することが困難な状態だった29歳の女性に性的暴行を加えた疑いが持たれています。
栗田容疑者は、今年8月に粟田容疑者が勤務先の不満などを投稿した女性のSNSを見つけ、「あなたの投稿は名誉毀損で訴えられる」「うちの顧問弁護士を使えばスムーズに話が進む」などと嘘の話を持ちかけ、架空の弁護士費用として複数回にわたり女性からあわせて現金50万円をだまし取ったとして先月、逮捕されていました。
この支払いについて女性は、「一部しか払えない」と伝えましたが、粟田容疑者が、「一旦おれが立て替えておく」「残りは体で払ってくれよ」などと話し、性的暴行に及んだということです。
取り調べに対し、粟田容疑者は、「性交は同意の上であり不同意ではない」と話し、容疑を否認しています。