12日午後、福岡市早良区の団地の1室で76歳の男性が死亡しているのが見つかりました。13日に行われた司法解剖の結果、男性の死亡原因は首を圧迫されたことによる窒息死であることがわかっていて警察は、男性が何者かに首を絞められ殺害されたとみて捜査しています。
殺害されたのは、福岡市早良区の室住団地に住む無職の武石昭一さん（76）です。12日午前11時半ごろ、福岡市内の病院から「病院の通院の予約日に武石さんが通院してこない」と警察に通報がありました。
午後2時半すぎに警察が武石さんの自宅を訪れたところ、部屋の中で倒れている武石さんを発見し、その場で死亡を確認したということです。
遺体の状況から事件や事故、病気などの判断が付かなかったため警察が13日に司法解剖を実施したところ武石さんの死亡原因は、首を圧迫されたことによる窒息死であることが判明。警察は、武石さんが何者かに首を絞められ殺害されたと断定しました。
武石さんは、40代の長男と同居していていますが、長男は現在、他の県で病院に入院しているということです。警察は長男が何らかの事情を知っているとみて長男の容体の回復を待って話を聞くことにしています。