認知症の人や家族などが交流できる「認知症カフェ」が福岡市のデパートに開設されています。
福岡市天神のパサージュ広場に開設された「認知症カフェ」は、認知症の人や家族などが交流を深める場を提供しようと福岡市と大丸福岡天神店が企画しました。
18日は認知症の人やデイサービスのスタッフなど約20人が訪れ、コーヒーなどを飲みながら情報交換やおしゃべりを楽しんでいました。
また会場には、認知症の人も使いやすいコンロや靴下、会話や暮らしのサポートをするロボットも展示されていて、カフェの客だけでなく買い物客も興味を示していました。
福岡市認知症フレンドリーセンター・党一浩センター長
「どんどん社会や街に出ていただいて、自信を持ってもらいながら、周りの方と交流していただけるような輪が広がることを狙っています」
認知症カフェは20日まで開かれていて、事前の申し込みが必要です。