今年4月に自身が経営する北九州市内の空手道場で、教え子の女子児童に性的暴行を加えたうえ、その様子を撮影し、児童ポルノを製造するなど女子児童に対する2度の性犯罪で起訴された男の初公判が開かれ男は起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は「従順な生徒であれば指導と称してわいせつな行為が出来るかもしれないと考えていた」などと主張しています。
初公判を迎えたのは北九州市小倉南区に住む空手道場の経営者・永末哲也被告(61)です。
起訴状などによりますと永末被告は、自身が経営する北九州市内の空手道場で
(1)今年4月、教え子の女子児童が13歳未満であることを知りながら性的暴行を加えたうえ、その様子を撮影した(不同意性交等・性的姿態等撮影・児童ポルノ禁止法違反の罪)
(2)今年7月、同じ女子児童にわいせつな行為などをしたうえ、下半身を撮影した(不同意わいせつ・性的姿態等撮影・児童ポルノ禁止法違反の罪)
などとされています。
18日、福岡地裁小倉支部で開かれた初公判で、永末被告は起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は「従順な生徒であれば指導と称してわいせつな行為が出来るかもしれないと考えていた」などと主張するとともに今後、複数の事件で永末被告を追起訴する方針を明らかにしました。
一方、弁護側は、起訴内容について争わない姿勢を示しています。