今年２月、福岡市南区の病院で同じ病室に入院していた７７歳の女性から現金約４万円などが入った財布１個を盗んだとして、４７歳の無職の女が逮捕されました。
入院していた女は、窃盗事件が発覚する直前、自ら申し出て退院していたということです。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、博多区諸岡の無職、菅原弘美容疑者（４７）です。
菅原容疑者は、今年２月５日午後８時ごろから６日午前８時ごろにかけ福岡市南区の「福岡赤十字病院」で同じ病室に入院していた７７歳の会社経営の女性から現金約４万２０００円やクレジットカードなどが入った財布１個を盗んだ疑いがもたれています。
警察によりますと菅原容疑者は入院治療を続ける必要があったにも関わらず、２月６日の早朝に自ら申し出て退院。
菅原容疑者が退院した直後の午前８時ごろ、被害女性が財布がなくなっていることに気が付いたということです。
通報を受けた警察が病院内の防犯カメラの映像などを調べた結果、菅原容疑者の関与が浮上しました。
取り調べに対し、菅原容疑者は「全く身に覚えがありません」と容疑を否認しています。