高速船「クイーンビートル」が浸水を隠蔽し運航を続けていた問題で、第3者委員会は、調査報告書をまとめ、最大の責任は運航会社の幹部と船長にあると結論づけました。
「クイーンビートル」をめぐっては、JR九州高速船が、今年2月、船首部分への浸水を確認しながら国に報告せず、3か月以上運航を続けていました。
第三者委員会がまとめた調査報告書によりますと、最大の責任はJR九州高速船の幹部と船長にあるとしたうえで、「誤った判断を是正する仕組み作りが不十分だった」などと指摘しています。
JR九州は「再発防止策などの必要な対応を進める」とコメントしています。