北九州市八幡西区に住む女性(48)が警察官をかたる男からニセ電話があり、622万円をだましとられていたことが分かりました。
ビデオ通話でやりとりしていた男は警察官の制服姿で、警察手帳を持ち、「福井県警捜査2課の警察官」と名乗っていたということです。
警察によりますと11月19日、女性(48)が買い物に出かけていた際、携帯に非通知で電話がかかってきました。電話をかけてきたのは「福井県警捜査2課」を名乗る男で「あなた名義の口座が犯罪に利用されている。あなたも共犯として捜査している」等言われSNSでやりとりするよう誘導されました。その後、ビデオ通話で警察官の制服を着て、警察手帳を持つ男が登場し、「あなたの口座について資金洗浄する必要があるので指定する口座に一旦、送金してください」と言われた女性。男のビデオはオフになり音声だけになりましたが、指定された口座に3回にわたって現金622万円をネットバンクから振り込み、だまし取られたということです。
その後SNSを見ると男のアカウントがなくなっていたことから女性が警察に相談し発覚しました。
警察は電話でお金はすべて詐欺と注意を呼びかけています。