先月、福岡県香春町で酒を飲んで車を運転したとして、78歳の男が逮捕されました。
男は「お酒が体に残っているとは思っていなかった」などと話しているということです。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡西区上上津役に住む韓国籍でアルバイトの李吉雄容疑者(78)です。
李容疑者は10月19日午前2時前、福岡県香春町の国道で、酒を飲んで軽乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、ガードパイプに衝突する単独事故の目撃者から110番通報があり、警察官が現場に駆けつけました。
現場にいた李容疑者から酒の臭いがしたため警察が呼気を調べたところ、基準値の3倍を超えるアルコールが検出されたということです。
その後、周辺での聞き込みや防犯カメラの映像などで裏付け捜査を進め、逮捕に至りました。
取り調べに対し李容疑者は、「軽乗用車を運転したことは間違いありません。前日の午後3時から4時頃までに缶ビールを2本飲んで、お酒が体に残っているとは思っていなかった」と容疑を否認しています。