高齢者がニセ電話詐欺の被害にあうのを防ごうと、佐賀県神埼市の小学生が祖父母に注意を呼びかける年賀状を作りました。
「おいが、パチンコで100万円負けてさぁ」
神埼市の仁比山小学校では、25日午前、6年生を前に警察官が、寸劇を演じてニセ電話詐欺についてわかりやすく説明しました。
この後、児童たちは、祖父母が被害にあわないよう注意を呼びかける内容の年賀状を作りました。
佐賀県内のニセ電話詐欺による被害総額は、去年、6億6000万円余りと過去10年で最悪となっています。
参加した児童
「電話でだます人たちがいるよっていうことを、ずっと忘れないように伝えていきたいなって思いました。」
神崎警察署は、「正月に年賀状を見て、改めて家族で詐欺防止について話し合って欲しい」としています。