2030年代から大量廃棄の時代を迎えるとされる太陽光パネルを再利用しようと北九州市と民間企業が連携協定を結びました。
北九州市とリサイクル業者の「浜田」と「新菱」の2社は連携協定を結んだことを発表しました。
協定では使われなくなった太陽光パネルを大阪府高槻市の「浜田」が全国から回収して洗浄や選別をし北九州市が公共施設で使用します。
その後、寿命を迎えた太陽光パネルから北九州市の「新菱」がガラスなどの原料を取り出してリサイクルするということです。
太陽光パネルは2030年代から大量廃棄時代を迎えるとされていて北九州市は今回の協定を再利用のモデルケースにしたいとしています。
北九州市 武内和久市長「太陽光発電の導入拡大と大量廃棄の課題を同時に解決していく、そういうモデル、トライアングルモデルを作っていきたい」
「浜田」が回収した太陽光パネルについて北九州市は今年度中に若松市民会館で再利用する予定です。