飲酒運転の撲滅や車上荒らしなどの犯罪を防ごうと、福岡県警は26日、駐車場を管理・運営する団体と安全対策に関する協定を結びました。
26日午前時、福岡県警で開かれたコインパーキングにおける安全対策の協定締結式では、日本パーキングビジネス協会の前川琢也理事長と、福岡県警の住友一仁本部長が協定書に署名しました。
今回の協定は飲酒運転や不正駐車、車上荒らしといった犯罪が起きにくい駐車場にすることを目指して結ばれました。
福岡県警 住友一仁 本部長
「関係機関団体の皆様方との連携の輪を広げて社会全体で良好な治安環境を維持していくこと、警戒の空白を作らないということでも非常に重要であるという風に考えています」
具体的には協会に加盟する駐車場で、防犯カメラを設置したり、ステッカーを貼って防犯を呼びかける方針です。
日本パーキングビジネス協会が警察と協定を結ぶのは、全国で初めてだということです。