26日未明から早朝にかけて、九州北部地方では強い風が吹き、海の便にも影響が出ています。
九州北部では、寒冷前線が通過する影響で湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
福岡県や佐賀県の北部沿岸では強い風が吹き、佐賀県の唐津市と玄海町で暴風警報が発表されていましたが、11時すぎに強風注意報に切り替わりました。
また糸島市では、11月の観測史上最大となる最大瞬間風速21.8メートルを観測。
福岡市博多区でも17メートル、中央区で16.1メートルを観測するなどしました。
強風に伴い海の便にも影響が出ていて、博多港と東区の海の中道を結ぶ航路で終日、全便欠航となっています。
27日にかけて局地的に積乱雲が発達する恐れがあり、気象台は落雷や竜巻など激しい突風、急な強い雨に注意を呼びかけています。