27日未明、北九州市若松区の実家で父親の顔面を複数回殴る暴行を加え、けがをさせたとして44歳の自営業の息子が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、福岡市早良区祖原の自営業・藤島健明容疑者(44)です。
藤島容疑者は27日午前2時すぎ、北九州市若松区の実家で父親(78)の顔面を複数回殴る暴行を加え、頭部に急性硬膜下血腫のけがをさせた疑いが持たれています。
父親はろれつが回らない状態で病院に運ばれましたが、現在は意識不明の重体です。
警察によりますと藤島容疑者は母親(78)の介護のため定期的に両親の家を訪れていて、父親が母親の介護に積極的ではないことに日頃から不満を持っていたということです。
取り調べに対し藤島容疑者は「母親の介護をめぐり口論になった。逮捕となった事実に間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。