福岡県大任町の永原譲二町長が建設中のごみ処理施設をめぐって田川市長を脅迫した強要未遂の疑いで書類送検された問題です。
永原町長から名誉毀損などの疑いで”逆告訴”されていた、田川市の村上卓哉市長も書類送検されていたことが分かりました。
この問題は、田川地区8市町村で構成されるごみ処理施設の組合で、組合長を務める大任町の永原町長が情報公開をめぐって田川市の村上卓哉市長に「組合を出て行くように圧力をかけた」などとして、11月8日、強要未遂の疑いで書類送検されたものです。
永原町長は去年9月に田川市議7人から刑事告発されたことを受け、「圧力をかけてはいない」として去年10月、村上市長などを虚偽告訴と名誉毀損の疑いで”逆告訴”していました。
関係者によりますと、田川市の村上市長と市議7人についても、今月8日に虚偽告訴と名誉毀損の疑いで書類送検されたということです。