福岡市早良区にある団地で同居していた76歳の父親を殺害したとして、47歳の長男が逮捕された事件です。その後の捜査関係者への取材で父親は就寝中に殺害された後、布団が掛けられた状態で放置されていたことが分かりました。
今月11日の夜福岡市早良区室住団地で、一緒に暮らす父・武石昭一さんの首を圧迫し、殺害した疑いで逮捕された無職の武石伸介容疑者は、27日、送検されました。
取り調べに対し武石伸介容疑者は、首を絞めて殺したという趣旨の話をし、容疑を認めているということです。
その後の捜査関係者への取材で、父の昭一さんは居間で就寝中に殺害された後、布団が掛けられた状態で放置され、武石容疑者はその数時間後に自宅を出て佐賀県に向かっていたことが分かりました。
武石容疑者は今月13日に佐賀県内で警察車両に追跡された際に事故を起こし、入院していました。
武石容疑者は生活に困窮していたとみられていて、警察は動機について詳しく調べています。