北九州市門司区で見つかった旧門司駅の遺構について、北九州市は28日、複合公共施設を建設するため遺構の取り壊しを始めました。
岩本大志記者「午前9時前です。旧門司駅の遺構の取り壊しが始まりました」
門司区の複合公共施設の建設予定地では28日朝、重機を使って旧門司駅の遺構の取り壊しが始まりました。
この遺構について、北九州市は全て取り壊す計画でしたが、イコモスなどが保存を求め、一部を保存する方針に転換しました。
市は、機関車庫の基礎の一部を埋め戻して保存したり、遺構の一部を取り出し展示したりする予定で、それ以外の部分については記録保存した上で全て取り壊す方針です。
来年3月末までに取り壊す工事を終え、複合公共施設については2027年度中の完成を目指しています。