半導体製造の後工程分野で国内トップのシェアを誇る企業が、研究や開発の拠点を国内で初めて福岡市に開設することになりました。
28日午前、福岡県の服部知事を訪問したのは、「アムコー・テクノロジー・ジャパン」の川島知浩社長ら4人です。
アムコー・テクノロジー・ジャパンは、半導体製造の「後工程」と呼ばれる分野の受託事業で国内シェア、1位の企業です。
川島社長は半導体の組み立て工程などの技術開発や研究を行う拠点、「R&Dセンター」を来年春に国内で初めて福岡市に開設することを服部知事に報告しました。
アムコー・テクノロジー・ジャパン 川島知浩社長「我々九州に工場もありますのでオンサイトでのサポートの交流のしやすさ、環境的にも若い人材を入れたとき働きやすい便利な場所っていうのもR&Dですから考えました」
服部知事は研究開発拠点の開設に感謝の言葉を述べ、「がっちりタッグを組んで新生シリコンアイランド九州を牽引していきたい」と話しました。