29日朝、福岡県直方市の用水路で女性(82)が見つかり、その後、死亡が確認されました。
29日午前8時半ごろ、直方市下境の畑の脇の用水路で、女性が仰向けの状態で発見され、「人が水路に落ちている」と通行人から110番通報がありました。
女性は病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
死亡したのは、直方市永満寺に住む藤田治代さん(82)です。
警察によりますと藤田さんは認知症を患っていて、28日に家族から「家に帰ってこない」と届け出があったということです。
用水路は幅約1メートル、水深は約18センチで、柵はありませんでした。
目立った外傷はなく死因は凍死とみられことから、警察は藤田さんが誤って用水路に転落した可能性があるとみて詳しく調べています。