去年4月、北九州市小倉南区の大型商業施設に侵入し、貴金属店から金のネックレスなど時価総額約860万円相当を盗んだとして逮捕されていた無職の56歳の男性について、行橋区検は起訴しないことを決めました。
無職の男性（56）は、去年4月、小倉南区の商業施設「サニーサイドモール小倉」に侵入して貴金属店のショーケースを割り、金のネックレスなど21点時価総額約860万円相当を盗んだ疑いで逮捕されていました。
警察の取り調べに対し、男性は「身に覚えがない」と容疑を否認していました。
この男性について行橋区検は29日付で起訴しないことを決めました。
不起訴の理由について行橋区検察庁は、「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。
この男性は別の建造物侵入窃盗未遂事件でも逮捕されていて、この事件については起訴されています。