九州から関東にかけて広範囲で住宅窃盗を繰り返した疑いで、警察は男8人を逮捕するなどし、捜査を終えたと発表しました。
被害は総額で8000万円に上るということです。
窃盗や住居侵入などの疑いで逮捕・起訴されたのは、福岡市早良区に住む自営業の男(32)です。
男は今年2月、福岡県粕屋町の女性宅に侵入し、現金やネックレスを盗むなどした疑いが持たれてます。
男を含む20代~30代の8人のグループは、福岡県や愛知県、京都府、群馬県など7府県で、空き巣や車上狙いなどの窃盗を繰り返していたとみられ、これまでにあわせて102件、総額約8000万円相当の被害が確認されています。
警察はこのうち裏付けが取れた窃盗など22件に関して、8人を逮捕・送検し、捜査を終えました。
主犯格とされる自営業の男は「借金を抱えてお金に困っていた」という趣旨の供述をし、容疑を認めているということです。