福岡市地下鉄の空港線・箱崎線で、29日、新型車両の運行が始まりました。車両内は座席幅が広く、フリースペースも設けられ、快適な空間となっています。
福岡市 高島宗一郎市長「地下鉄4000系車両、出発進行!」
福岡市西区の姪浜駅では29日、福岡市地下鉄の空港線と箱崎線としては、32年ぶりとなる新型車両「4000系」の出発式が開かれました。
「白」を基調とした明るい車両内は、荷物棚や扉にガラスを使用することで、すっきりとした印象です。
また、座席の幅も国内最大級の48センチ、キャリーバッグなどを置けるフリースペースも設けられ、広々とした空間となっています。
利用客「ドアも開けやすいしめっちゃ広い感じがするし綺麗だしすごく快適な感じがします」
福岡市交通局運転車両部 村田理 車両課長「快適にご乗車いただける空間になっていると思っています。是非お客様にも実際に乗って体感していただきたい」
福岡市交通局は今後、地下鉄の開業当初から運行している「1000N系」を順次「4000系」と入れ替え、2027年度中には全て置き換える方針です。