環境中に残る化学物質の問題が取り沙汰される中、北九州市の石けんメーカーが食の安全について考える講演会を開きました。
1日午後、福岡市博多区で開かれた講演会、「食と農と環境と」には約600人が参加しました。
講演会では食品ジャーナリストが食品に添加物を混ぜて加工食品を作る様子を実演。食品添加物の危険性について啓発したほか、長崎県の農業NPO法人の代表が無農薬農業の取り組みを紹介しました。
食品ジャーナリスト安部司さん「(食事で)添加物もとる、塩も油もとんでもなくとるということを考えた方がいい。添加物と農薬はちょっと工夫すれば玄関で追い払うことができる」
この講演会は北九州市に本社を置く「シャボン玉石けん」が無添加せっけんの製造・販売開始から50年になることを記念して開かれたもので、参加者は食の安全について思いをはせていました。