2日早朝、福岡県小郡市にあるアパートの駐車場で軽乗用車の側面に歩きながらネジの先端で傷をつけたとして64歳の無職の男が現行犯逮捕されました。
男は「敷地の境界を越えて駐車しているのが許せなかった」などと話しているということですが、軽乗用車は、敷地内に止められていたということです。
2日午前6時前、「駐車場の車が傷つけられた」との被害届を受け、福岡県小郡市にあるアパートで張り込み捜査をしていた警察が、駐車場に近づく不審な男を発見しました。
男は、持っていたネジの先端を軽乗用車の側面にあて歩きながら傷をつけ始めたため、警察がその場で男を器物損壊の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは小郡市力武に住む無職・福田学容疑者(64)で取り調べに対し、「間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。
警察によりますと福田容疑者は、動機について「散歩中に敷地の境界を越えて駐車しているのが許せなかった」などと話しているということですが、被害にあった軽乗用車は、アパートの敷地内に止められていたということです。
事件現場となったアパートなど周辺の駐車場では、先月から似た手口による被害が他にも5件確認されていて警察は、これらの事件にも福田容疑者が関与した可能性があるとみて捜査をしています。