新米の粉で作ったおしろいを顔に塗って、来年の五穀豊穣を祈願する珍しい祭が福岡県朝倉市の神社で開かれました。
おしろいの付き具合で来年の作柄を占うということですが果たしてどうだったのでしょうか?
300年続く伝統神事
福岡県朝倉市の大山祇神社で行われた「おしろい祭り」。
神事の後、およそ30人の氏子らにお神酒がふるまわれ、体も温まってきたところでいよいよおしろい塗り。まずは、宮司からです。
RKB 馬場遼之介記者「今、宮司の顔におしろいが塗られていきます」
この祭りは、300年以上前から続く伝統的な神事で、新米の粉を水に溶いたおしろいを顔に塗り、来年の五穀豊穣を祈願。
おしろいが顔に付けば付くほど、来年は豊作になるとされていますが・・・
氏子「よおついとる」「はいはい、豊作です」
Qいい顔してますね
「ありがとうございます」「来年も豊作です」
「付き具合どうですか」記者も体験
記者も体験しました。
「お願いします。付き具合どうですか」「もうちょいやね」
RKB 馬場遼之介記者「来年も豊作になりそうです」
おしろい、落とさず帰る理由
見物客の顔もおしろいで真っ白です。
参加者「すごいです」
参加者「付き具合は最高です」
おしろいを落とすと御利益が落ちるとされるため、参加した人たちは真っ白な顔のまま家路につきました。