キャッシュカードを盗んだり、だまし取ったりした上、現金を引き出したなどとして詐欺や窃盗などの疑いで5回逮捕されたフィリピンを拠点とする犯罪グループ「JPドラゴン」のメンバーの56歳の男性について、福岡地検は、起訴しないことを決めました。
フィリピンを拠点とする犯罪グループ「JPドラゴン」のメンバーの56歳の男性は、2022年から去年4月にかけ、共犯者らと共謀し、キャッシュカードを盗んだりだまし取ったりしたうえ、キャッシュカードを使って複数回現金を引き出したとして、詐欺や窃盗の疑いで福岡県警に5回逮捕されていました。
警察は、すべての事件で男性の認否を明らかにしていませんでした。
あわせて5つの事件で逮捕された男性について福岡地検は11月29日付けで起訴しないことを決めました。
不起訴の理由については「諸般の事情を総合的に考慮した」としています。