JR西日本とJR東海は、来年春から新幹線「のぞみ」の自由席をこれまでの3両から2両に減らし、指定席を1両増やすと発表しました。
東海道新幹線と山陽新幹線の「のぞみ」は現在、16両編成で運行していて、1号車から3号車までの250席が自由席となっています。
1号車65席
2号車100席
3号車85席
このうち3号車についてJR西日本とJR東海は、来年春から指定席に変更すると発表しました。
これにより、自由席は85席減り、165席となります。
理由についてJR西日本は、指定席を希望する利用客が増えていることや来年4月から開催される大阪・関西万博の期間に指定席の座席を確保するためと説明しています。
博多駅の利用客からはさまざまな意見が聞かれました。
東京に帰る人「来るまでが長いから自分で取れる席が増えるのはいいかな」
普段自由席を利用する人「やめてほしいですね。ただ最近外国人の方が多くて、(自由席の)通路に人が溢れたりしているので、指定席にした方が確実に座れるので、そこまで影響はないのかなと思いますけど」
JR西日本は、最大1年前から予約ができるオンラインの予約サービスを活用してほしいと話しています。