寒い日に活躍する「カイロ」どこに貼るかによっても、体の温まり方が変わってくるそうです。
また、避けた方が良い場所もあります。専門家に聞きました。
カイロ貼る場所おすすめは
寒い時期に活躍する「使い捨てのカイロ」街で聞きました。
「雪が降っている時とかに使います」
「持つ時は2個持ちます。ポケットの両方に入れます」
どこに貼っているか聞いてみると。
「足の裏」「おなかに貼っています」「背中」「心臓。血流があるところにはっています」
カイロは、貼る場所によって体の温まり方も変わってくるといいます。
リーフはりきゅう整体院(大阪市)代表 笹原健太郎さん「おすすめは、おへその下と腰の所。へその下に関元というツボがあってそこにカイロを貼ると全身の血流が良くなります。寒い日は早めにカイロを貼って循環を良くしておく。特に冷え性の方は我慢するよりカイロを貼っておくほうがよいと思います。もう一つは腰のおしりの上の所に仙骨があって、そこに貼ると血流が良くなります。神経血管に影響があって足の血流が良くなって全身の循環が良くなりツボがたくさんあるのでおなかや腰とか骨盤周りにつけた方が大きな血管が温まり全身の血流がよくなりやすいですね」
貼らないほうがいい場所は?
一方で、貼るのを避けた方がいい場所もあるそうです。
リーフはりきゅう整体院(大阪市)代表 笹原健太郎さん「NGな場所は心臓。心臓は血液を送り出す部分なので温めすぎると体に負担がかかります。首の横も、できれば避けてほしい。頸動脈という大きな血管が通っているので温まり過ぎるとのぼせてしまったり、年配の方は倒れてしまったりするリスクがあります」
足の裏より甲が良い
また足に貼る場合は、足の裏より足の甲のほうが効率良いといいます。
足の裏は皮が厚いためぬくもりづらく、甲の方が血管が多いためです。
くるぶしの上には血行を促す三陰交というツボがあり、そこを温めると良いということです。
使い終わったカイロは・・・
使用済みのカイロの捨て方については、燃えるごみとして収集する自治体や燃えないごみとして収集する自治体があります。
住んでいる地域のルールを確認してください。