福岡県警で柔道の指導にあたっている女性警察官が、今年12月に行われた柔道の国際大会で銅メダルを獲得し、表彰されました。
13日、福岡県警の住友一仁本部長から表彰されたのは、福岡県警教養課の青野南美巡査(24)です。
青野巡査は、12月7日に行われた柔道の国際大会「グランドスラム東京2024」の女子63キロ級に出場し、銅メダルを獲得しました。
青野巡査は警察官に柔道の指導を行う「柔道特別訓練員」の一人で、普段は福岡市の福岡武道館などで他の柔道特別訓練員らと練習しているほか、各警察署の警察官に対し柔道の指導などを行っています。
青野巡査は今年これまでに柔道の国際大会に2回出場し、どちらの大会でも銅メダルを獲得していました。
3回目の銅メダルに青野巡査は、「今度こそは優勝をと意気込んで臨んだ大会でしたが、負けてしまい気持ち的にも少し落ち込みました。ただ、友達や先生も見に来てくれていたので、気持ちを切り替えて戦い抜きました」と話しました。
青野巡査は、2025年6月にハンガリーで行われる柔道の世界選手権大会を目指していて、その先にあるロサンゼルスオリンピックも見据えているということです。