走行中に二酸化炭素を出さない水素燃料電池を搭載した大型トラックの走行会が、福岡県大野城市で開かれました。
福岡県大野城市の自動車学校で公開されたのは、全国に4台しかない水素燃料電池を搭載した大型トラックです。
乗り心地などを体験してもらおうと九州で初めて走行会が開かれ、導入を検討している県内の物流会社約30社が参加しました。
参加者は、車両の構造について説明を受けた後、小型のトラックを試乗しました。
RKB 江里口雄介 記者
「加速もかなりすごいです。音がやっぱり静かですね」
CJPTプロジェクトリーダー 奥山 理志さん
「実際に乗っていただいて、こういう車なんだとまず理解していただきたい」
福岡県は、脱炭素社会の実現に向けて自動車メーカーなどと連携し、燃料電池トラックの普及に取り組んでいて、小型のトラックは県内で12台導入されています。