今年10月、宮崎空港で不発弾が爆発したことを受けて、福岡空港で緊急調査が本格的に始まりました。
RKB 下濱美有 記者
「滑走路のすぐそば、2人がかりで磁気探査が行われ、不発弾のようなものが埋まっていないか調査しています」
福岡空港では16日から国交省による磁気探査が行われています。
滑走路周辺の10万平方メートルのエリアを対象に、不発弾などが埋まっていないか深さ2メートルまで調査します。
これは、今年10月に宮崎空港で不発弾が爆発したことを受けた緊急調査で、旧日本軍の施設で不発弾が残っている可能性がある仙台、松山、那覇空港でも実施されています。
福岡空港事務所によりますと、福岡空港では1972年に500キロの不発弾が発見されています。
磁気探査は来月末まで実施され、国交省は解析も含めて今年度末までに調査を終えたいとしています。