建物や医療設備の老朽化などから移転が検討されている福岡市民病院について、福岡市は20日、東区の千早病院と統合して移転する方針を示しました。
移転先は検討を進め、今後決定します。
新病院の病床数 現在204床→最大350床に
20日午後、福岡市役所で開かれた病院事業運営審議会で、老朽化に伴い移転を検討している博多区の福岡市民病院について、福岡市は、東区の千早病院と統合して移転する方針を示しました。
市民病院の移転をめぐっては当初から増床が検討されてきましたが、市内全体の病床数を踏まえ、同じく老朽化が課題の千早病院と統合して増床する考えです。
新たな病院の病床数は現在の204床から最大350床に増える想定です。
また、移転先の候補地については今年6月に選定した5か所のうち、かしいかえん跡地など3か所に絞った上で、新たな候補地となる土地も継続して探すことにしています。