今年5月、北九州市小倉南区の河川敷近くで見つかったロケットランチャーのようなものについて、弾を発射する能力があったことが捜査関係者への取材で分かりました。
2024年5月、北九州市小倉南区を流れる紫川の河川敷近くの草むらで、長さ1メートル以上のロケットランチャーや手榴弾のようなもののほか、拳銃のようなものも複数見つかりました。
手りゅう弾のようなものには起爆装置の「信管」はなく、爆発の危険性がない状態だったことが分かっています。
一方、ロケットランチャーのようなものにはすべて弾が装填されていましたが、その後の捜査関係者への取材で実際に弾を発射する能力が備わっていたことが分かりました。
警察が2024年9月から12月にかけて、群馬県内の調査機関で実施した鑑定で判明し、すでに無力化したということです。
警察は銃刀法違反や爆発物取締罰則違反などの疑いもあるとみて、捜査しています。