玄関のドアに設置されている郵便ポストにスマートフォンを差し入れ、女子大学生(当時20)の裸を撮影したとして逮捕された会社員の男性(24)について、福岡地検は起訴しないことを決めました。
男性は、2024年7月と9月に2度、福岡県太宰府市にある集合住宅の玄関ドアの郵便ポストにスマートフォンを差し入れ、この部屋に住む当時20歳の女子大学生の裸を盗撮したとして、性的姿態等撮影の疑いで逮捕されていました。
男性は警察の取り調べに対し、「スマホを使って家の中にいる女性の裸の姿を狙っていた」「同じ家の女性に対し、何度も撮影していました」などと話し、容疑を認めていたということです。
この男性について福岡地検は、12日付で起訴しないことを決めました。
不起訴の理由について福岡地検は「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。