客が希望していないものまで売るよう執拗に迫るなどした訪問買取業者に対し、九州経済産業局は業務停止命令を出しました。
特定商取引法に基づく6か月の業務停止命令を受けたのは、大阪市西区の訪問買取業・「エコプラス」です。
九州経済産業局によりますと「エコプラス」は少なくとも4年前から、古着や食器の買い取りをうたって電話でアポイントをとり、従業員が住宅を訪問。
客が希望していない貴金属の買い取りを持ちかけて執拗に迫ったうえ、クーリングオフについて説明しなかったということです。
消費生活センターなどには「エコプラス」に関する相談が全国で139件、九州でも61件寄せられていて、九州経済産業局は被害に心当たりがある人は相談してほしいと呼びかけています。