地球温暖化対策に向けた取り組みが進んでいます。福岡県は電気やガスなどの省エネに貢献した家庭や事業所を表彰しました。
福岡県庁で表彰されたのは、2023年度に二酸化炭素排出量の削減に向けて優秀な取り組みをした「エコファミリー」13世帯と8つの「エコ事業所」です。
県は、日頃から電気やガス、水道の使用量削減に取り組む世帯や事業所を募集していて、現在、県内の1万8000人と2600の事業所が登録しています。
エコファミリーで表彰された北九州市小倉北区に住む田中伸之さんは、環境省が一世帯あたり約4・7トンと見積もる二酸化炭素の排出量を4割ほどに抑えました。
田中伸之さん「レジ袋はもらわないようにしております。家庭のすべてをLEDに変えております。さらに節電に取り組んでいきたいと思っています」
県は地球温暖化の原因となる温室効果ガスについて2030年度までに46%の削減を目指しています。