気象庁は26日、年末から来年1月末にかけての1か月予報を発表しました。
向こう1か月は寒気の影響を受けやすく、気温は全国的に低い傾向です。
また、冬型の気圧配置が強まりやすいため、北日本から東日本の日本海側は降水量が平年よりも多くなる見通しです。
1週目(12月28日~1月3日)
寒気の影響を受けやすいため全国的に低温となる予想です。
この期間は寒気のピークが2回あります。
1回目は27日~28日、2回目は1月2日~3日です。いずれも上空約1500メートルでマイナス6℃以下の、平地でも雪が降る目安の強い寒気が、西日本まで南下する見込みです。
北日本から東日本の日本海側を中心に大雪のおそれがあり、西日本でも平地で雪の降る所があるでしょう。
2週目(1月4日~10日)
いまのところ日本付近への強い寒気の南下は予想されていません。全国的に気温は平年並みとなる見通しです。
年末年始のUターンラッシュが予想される4日~5日は、寒気がいったん弱まるタイミングとなりそうです。
3~4週目(1月11日~24日)
冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けやすい時期がある見込みです。東日本や西日本、沖縄・奄美で低温傾向、北日本の気温は平年並みが予想されています。
日本海側は大雪 太平洋側は空気カラカラ
期間を通して冬型の気圧配置が強まりやすいため、日本海側では平年より降雪量が多い見込みです。
また、低気圧の影響を受けにくいため、太平洋側では降水量が少ない傾向で、1月も空気カラカラの状態が続きそうです。
RKB毎日放送 気象予報士 横尾槙哉