今年10月、福岡県大野城市にある団地内で小学3年の女子児童(当時8)に背後から抱きついたとして暴行容疑で逮捕された55歳の作業員の男性について、福岡区検は起訴しないことを決めました。
男性は今年10月、大野城市にある団地の敷地内で、1人で歩いていた小学3年の女子児童(当時8)に「何年生?」と声を掛けた後、背後から抱きついたとして、暴行の疑いで逮捕されていました。
女子児童は、すぐにその場から逃げ、けがはありませんでした。
男性は警察の取り調べに対し、「女の子と一緒に遊びたかったので女の子に声を掛けて肩を掴んだ」などと話し、容疑を認めていたということです。
この男性について、福岡区検は20日付けで起訴しないことを決めました。
不起訴の理由について福岡区検は「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。