北九州市のファストフード店で中学生2人が殺傷された事件で、逮捕された男の車から血が付いたままの刃物が押収されていたことがわかりました。
この事件は今月14日、北九州市小倉南区のファストフード店で、中学3年の中島咲彩さんが刃物を持った男に刺されて死亡し、同級生の男子生徒も深い傷を負ったものです。
警察は事件から5日後に現場近くに住む平原政徳容疑者を男子生徒への殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察は平原容疑者の自宅や車から数十本の刃物を押収していましたが、その後の捜査関係者への取材で、事件に使われたものと特徴が似た刃物が血の付いた状態で見つかっていたことがわかりました。
警察は、この刃物が凶器とみて鑑定を進めています。