国内の水族館で飼育されている唯一のオスのラッコマリンワールド海の中道の「リロ」が4日朝死にました。
リロは、和歌山県の水族館で生まれ5歳の時にマリンワールドにやってきました。
貝を器用に割るなどの愛らしい姿で人気者として長年親しまれてきました。
マリンワールドによりますと先月下旬に、餌を全く食べなくなったため、治療に専念していましたが4日午前7時に死にました。
リロは17歳で、人間の年齢だと70代から80代にあたるということです。
リロの死亡により、国内の水族館で飼育されているラッコは三重県・鳥羽水族館の2頭のメスのみとなりました。
マリンワールドではラッコプールの前に献花台を設けて、リロの死を悼むことにしています。