福岡県警の住友一仁本部長が7日、年頭の記者会見を開きました。
ニセ電話詐欺や、「闇バイト」が絡んだ犯罪などへの対策を強化していく方針です。
福岡県警 住友一仁 本部長
「県民の安全安心の確保、これを県警察の運営指針に掲げ、誰もが安心して暮らせる福岡県の実現を目指してまいります」
年頭会見に臨んだ福岡県警の住友一仁本部長は、この1年間で重点的に取り組む活動として、7つの項目を発表しました。
住友本部長は、後を絶たないニセ電話詐欺やSNS型投資詐欺への対策のほか、飲酒運転の撲滅に向けた取り締まりなどを強化する方針を示しました。さらに、SNSなどで実行役を募集し強盗などを行う、通称「トクリュウ」への取り締まりを強化し、「闇バイト」の危険性を周知していくとしています。
また、去年12月に北九州市小倉南区で起きた中学生殺傷事件については、「事件の全容解明に向けて引き続き全力で捜査していく」と述べました。