福岡市博多区の飲食店で、現金140万円あまりを盗んだなどしてこの店の元従業員の男(28)が逮捕されました。
男は「盗んでいないし、店にも行っていない」など話し、容疑を否認しています。
窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区築港本町の自称アルバイト・村川朝澄容疑者(28)です。
村川容疑者は2024年11月26日午前0時半ごろから午後3時半ごろにかけて博多区綱場町の飲食店に侵入し、金庫などから現金140万円あまりを盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、当時、飲食店は営業時間外で出入り口は施錠されていたうえ、窓が割られたような形跡もなかったということです。
被害に気づいた飲食店の店長から「店舗に置いていた現金を盗まれている」と警察に通報があり、周辺の防犯カメラなどの捜査で村川容疑者の関与が浮上。
村川容疑者はこの飲食店の元従業員ということです。
取り調べに対し、村川容疑者は「お金は盗んでいませんし、この日お店にも行っていません」と容疑を否認しています。
村川容疑者の勤務当時と今では出入り口の鍵が異なるということで、警察は侵入経路など事件の経緯を詳しく調べています。