去年8月、福岡県久留米市の会社役員の男性の自宅に押し入り現金や腕時計を奪ったとして逮捕された建設作業員の男性(20)について福岡地検久留米支部は起訴しないことを決めました。
この事件では、逮捕された6人のうちこの男性を除く男女5人が強盗や住居侵入の罪で起訴されています。
男性(20)は去年8月、久留米市内の会社役員の男性の自宅に窓ガラスを割って侵入したうえ、会社役員の男性にバールのようなものを突きつけ、現金およそ15万5000円と腕時計などを奪ったとして、強盗と住居侵入の疑いで逮捕されていました。
この男性(20)について福岡地検久留米支部は、去年12月11日付けで起訴しないことを決めました。
不起訴の理由について福岡地検久留米支部は「起訴するに足りる証拠がなかった」とコメントしています。
この事件を巡っては、井上夏志被告ら男女5人が強盗や住居侵入の罪で起訴されています。