福岡県久留米市で13日、新年恒例の消防出初式が行われ、消防団員がはしご乗りなど伝統の技を披露しました。
久留米市の百年公園で開かれた消防出初式には、消防団員など約1300人が参加しました。
式では、纏に向けて放水する伝統の「馬簾廻し」が披露されました。
馬簾廻しはコロナ禍で中断され5年ぶりの披露とあって、厳しい寒さのなか、全身に水しぶきを浴びながら踏ん張る消防団員の姿に観客から拍手が送られました。
また、高さ8メートルのはしごの先端で技を決める「はしご乗り」も披露されました。
式ではこのほか、ビル火災を想定してはしご車で被災者を救出する訓練も行われました。
消防は冬場の火の取り扱いにも注意を呼びかけています。