ストーカー規制法に基づく禁止命令が出ているにもかかわらず、30歳の医師の男性に他人を装って5回にわたりメッセージを送信したとして31歳の自称ウェブデザイナーの女が逮捕されました。
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県吉富町小犬丸に住む自称ウェブデザイナー・山本優容疑者(31)です。
山本容疑者は去年10月、警察からストーカー規制法に基づく禁止命令が出ているにもかかわらず、30歳の医師の男性に他人を装ったSNSアカウントから「連絡くらいしてあげな」などのメッセージを5回にわたり送信した疑いがもたれています。
警察によりますと、マッチングアプリで知り合った医師の男性と山本容疑者は、去年1月以降、2度直接会っていて、その後、山本容疑者が男性の自宅に忘れ物を取りに行きたいと連絡したところ、男性が弁護士を通じて返すと返答。
これに対し、山本容疑者が直接会おうと繰り返し迫ったため、警察が、去年6月、ストーカー規制法に基づく禁止命令を出していました。
取り調べに対し、山本容疑者は「そのようなことをした覚えはありません」と容疑を否認しています。