特定危険指定暴力団、工藤会の本部事務所跡地に建設される福祉施設の起工式が14日、北九州市小倉北区で行われました。
来年3月の竣工を目指しています。
小倉北区で行われた「希望のまちプロジェクト」の拠点施設の起工式には、北九州市の認定NPO法人「抱樸」や工事関係者など約50人が参加しました。
このプロジェクトは特定危険指定暴力団「工藤会」の本部事務所の跡地に、地域生活サポートセンターや救護施設などが入る3階建ての複合福祉施設を建設するものです。
ホームレスの自立支援を行う「抱樸」が生活に苦しむ人などを支援する場所として2019年から取り組んできました。
認定NPO法人「抱樸」 奥田知志 理事長
「本当にありがたいという一言です。決して我々の力だけではこのスタートをきれなかったですから、5年間は長かったです」
福祉の拠点施設は来年3月に竣工し、夏ごろのオープンを目指すということです。