68歳女性がネット上で1300万円だまし取られる
去年10月から約2か月間にわたり、福岡市南区に住む女性(68)が、SNSで知り合った日本人男性名義のアカウントを使用する人物からインターネットショッピングを活用した投資名目で1300万円あまりをだまし取られました。
「インターネットショッピングを活用した投資」を持ちかけられ・・・
警察によりますと、女性(68)は、去年9月中旬頃にSNS上で日本人男性を名乗るアカウントの人物と知り合いました。
その後、別のSNSでもやりとりをするようになり、去年10月、アカウントの人物から「インターネットショッピングのサイトにあらかじめ商品の購入資金を入金しておき、注文が入れば、その資金を使用して商品を購入し、利回りをつけて売ることで、資金を増やしていく」という投資話を持ちかけられました。
女性は指示に従い、アプリをダウンロード。
アカウントの人物から順調に利益が出ていると説明があった上で、さらに「購入資金を補充しないといけない」「もっと入金すれば、高額の商品を販売することができる」などと言われ売買をするための運営資金や、利益を出金するための所得税などの名目で、15回にわたり、計1307万9660円をだまし取られたということです。
SNSを使用し、投資名目などで金銭をだまし取る手口の詐欺が相次いでいることから、警察が「面識のない人にお金を振り込んではいけない」などと注意を呼びかけています。