福岡県八女市を中心に、車上荒らしや空き巣など去年2か月間で26件の窃盗などの犯行を繰り返した疑いで調理師の男(56)が逮捕されました。
男はそのうち7件で起訴されています。
窃盗や建造物侵入などの疑いで逮捕されたのは、福岡県八女市に住む調理師の長野浩二容疑者(56)です。
長野容疑者は去年4月、八女市室岡のパチンコ店の駐車場に止めていた男性の軽乗用車の窓を工具で割り、現金1万4500円と2万3000円相当のトートバッグなどを盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、軽乗用車の持ち主の男性が警察に通報して事件が発覚。
防犯カメラなどの捜査で長野容疑者の関与が浮上したということです。
長野容疑者は他にも、去年4月から6月のおよそ2か月間で、八女市や久留米市を中心に、窃盗などあわせて26件の犯行に関与したことが確認されていて被害総額は250万円あまりに上るということです。
取り調べに対し、長野容疑者はいずれの事件にも、「生活費のために犯行に及んだ」などと話し、容疑を認めているということです。