18日と19日に実施される大学入学共通テストを前に、JR博多駅で受験生を狙った痴漢被害の防止が呼びかけられました。
JR博多駅では16日、警察や学生ボランティアなど約50人が受験生を狙った痴漢被害の防止を呼びかけました。
受験当日には「遅刻できない」という受験生の心理につけ込んだ電車内での痴漢やそれを煽るようなSNSへの書き込みが増えるということです。
福岡県警 犯罪抑止対策室・紫村幸輝 室長
「最近の風潮として”痴漢チャンスデー”といった言葉がネット上で散見されます。痴漢被害に遭われた場合は、勇気を持って通報していただきたい」
大学入試センターによりますと、受験に向かう途中で痴漢被害にあった場合、今月25、26日に実施される追試験の対象になるということです。
また、大学入学共通テストの期間中、福岡県警はのべ660人体制で駅や列車内を見回るなど警戒を強める方針です。