病院の職員用のトイレに小型カメラを設置して、女性職員の下半身を盗撮しようとしたとして、この病院に勤務する48歳の看護師の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区に住む看護師の酒井康仁容疑者(48)です。
酒井容疑者は去年11月、自分が勤務する福岡県古賀市の病院内にある職員用の男女共用トイレで、ペーパーホルダーと便器に小型カメラを設置して、同僚の女性職員(26)の下半身を撮影しようとした疑いが持たれています。
警察によりますと、カメラに気づいた病院関係者から警察に通報があり、事件が発覚。
防犯カメラなどの捜査から酒井容疑者の関与が浮上したということです。
取り調べに対し酒井容疑者は「まったく身に覚えがない」と容疑を否認しています。
盗撮に使用されたカメラには他にも数人が映っていることから、警察は余罪についても捜査を進めています。