恋愛感情などが満たされなかった恨みから去年9月から10月にかけて10年来の知人である32歳会社員の女性にメッセージの送信を繰り返すつきまとい行為をしたり電話に出るよう強要したりしたとして32歳アルバイトの男が逮捕されました。
男は、容疑を認めているということです。
ストーカー規制法違反と強要の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区唐原に住むアルバイト・椎葉晴貴容疑者(32)です。
椎葉容疑者は10年来の知人である32歳の会社員の女性に対する恋愛感情などが満たされなかった恨みを晴らす目的で
(1)去年9月7日から19日までの間に女性が知らない携帯番号から「一言もらえますか?難しいようであれば明日職場に掛けますので、教えて下さい」「電話できないのでしょうか?」「不倫されてましたよね?」などとメッセージを送って電話で応対することを強要しボイスチェンジャーで声を変えて面会や交際などを要求した疑い
(2)女性から拒否されたにもかかわらず去年9月28日から10月27日までの間に18回にわたって女性にメッセージを送った疑い
(3)去年10月27日に「中身のない女ってことですね」などと記載したメッセージを送信して女性に読ませた疑い
が持たれています。
去年10月に別の女性が同様の被害を警察に相談したことで事件が発覚。
椎葉容疑者の自宅を捜索し、押収したスマホやボイスチェンジャーなどを調べた結果、32歳の会社員の女性に対するストーカー行為などへの関与が浮上したということです。
取り調べに対し、椎葉容疑者は「間違いありません。今の彼氏と別れて自分のところに戻ってくると思ってました」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は事件発覚のきっかけとなった別の女性に対する同様の事件についても椎葉容疑者が関与したとみて調べています。